トップマネジメント研修 導入事例
【導入の経緯】
平成17年1月に自動車リサイクル法が施行され、“コンプライアンス重視の経営”が求められる中、使用済み車両の仕入台数の困難さ、仕入価格の高騰、販売競争の激化など、自動車リサイクル事業(※)を取り巻く経営環境は激変の一途となりました。
その中で、SPNグループの拡大成長にはグループ個社の磐石な経営基盤の構築が求められていました。
そこで、SPNグループ個社の“若手経営後継者”を対象に、「経営者としての意識変革」ならびに「マネジメントスキルの基本習得」をねらいに2泊3日の3回シリーズで開催させていただきました。
第1回:経営基本と経営管理
第2回:経営分析と利益計画の立て方
第3回:自社成長シナリオの作成
団体概要
・団体名 | SPNグループ[Super−Line Partners Network] 自動車リサイクル部品販売ネットワーク |
---|---|
・所在地 | 滋賀県長浜市口分田町460−3 |
・設立 | 2003年4月 |
・会員社数 | 83社 |
研修内容
【研修体系と位置づけ】
- 【第1回:経営基本と経営管理/2泊3日】
- 1.オリエンテーション
- 2.経営基本とは
- 3.経営者と経営理念 〜ケースに学ぶ経営理念〜
- 4.経営戦略とは 〜ケースに学ぶ経営戦略〜
- 5.計画推進とマネジメント 〜ケースに学ぶ経営管理〜
- 6.まとめ
- 【第2回:経営分析と利益計画の立て方/2泊3日】
- 1.オリエンテーション
- 2.経営後継者と計数の基本
- 3.自社の経営内容を知る(自社の経営分析)
- 4.キャッシュフロー分析の基本 〜ケースに学ぶキャッシュフロー経営〜
- 5.利益計画の立て方
- (1)人件費を主体とした利益計画
- (2)損益分岐点を主体とした利益計画
- 6.自社の3ヵ年利益計画の策定
- 7.まとめ
- 【第3回:自社成長シナリオの作成/2泊3日】
- 1.オリエンテーション
- 2.組織の基本とSPN基本職務
- 3.マーケティングの基本と営業力
- 4.自社の成長シナリオの作成
- (1)SWOT分析
- (2)経営ビジョン構想の確立
- (3)戦略課題の設定
- (4)戦略実行の組織づくり
- (5)個別の発表・総評
- 5.まとめ
【受講生の声】
- 今までは、必要なテーマを選択し、セミナーなどに参加していました。しかし今回は体系的に経営を学ぶことができ、相互関係も理解することができました。
- 寺子屋式の少人数の勉強会であったため、個別指導に近いキメ細かなアドバイスをいただき理解度が早まったことに満足している。
- 経営分析には、慣れない経営数字にとまどいがあった。しかし、今回の研修で概要を掴むことができたので、今後に活かしていきたい。
- 第3回の“成長シナリオ”では、事業計画の必要性は理解していたが、作成フォームをいただき、どのようにまとめればよいのかが解りました。また、発表時、みなさんから厳しいコメントをいただき、勉強になりました。早速、計画に取り入れていきます。
※自動車リサイクル事業
自動車リサイクル事業の事業範囲は、大きくわけて以下の3つとなります。
- 1.解体・処理事業
ボディーなど金属処理/タイヤ処理/油類分別処理/プラスティック処理/ガラス処理 - 2.中古部品生産・販売事業
入庫した車輌から再販売できる部品を取り外して、主に整備・修理工場などに販売 - 3.中古部品/車輌輸出貿易事業
入庫した車輌から、海外のバイヤーが求める再利用可能な部品や車輌の販売
トップマネジメント研修について、ご興味のある方は、
お問合せフォーム、または03-3662-6101(代表)までお気軽にご連絡ください。